弊社では、ペットの遺骨の粉骨加工サービスを行っております。粉骨サービスご利用時、「遺骨は宅急便で送れるの?」と疑問に思う方が多くおられます。現在の日本に遺骨の配送を禁止する法律はないので、配送サービスを使って遺骨を送っても罪に問われることはございません。とはいえ、遺骨の配送手段は限られているのが現状です。。
本日は、遺骨の配送を行っている業者の紹介、配送する際の手順と注意点についてご案内いたします。
目次
遺骨は宅急便では送れません!!対応しているのはゆうパック!
よくご依頼者様から問い合わせがあるのが、
遺骨を送ることが禁止されていないのであれば、「宅急便で遺骨を送ることはできるのでしょうか。」と。
ここからは、大手宅配業者であるヤマト運輸の「宅急便」や日本郵便の「ゆうパック」を利用して遺骨を配送できるのかどうかについてご案内致します。
ヤマト運輸の宅急便は対応しておりません!
ヤマト運輸の宅急便では遺骨を送ることはできません。遺骨のほかにも、位牌や仏壇の配送も行っていないとヤマト運輸のホームページに明記されています。
日本郵便のゆうパックなら郵送可能!!
ヤマト運輸だけでなく、佐川急便などの民間の宅配業者でも遺骨の取り扱いは行っておりません。ただし、日本郵便の「ゆうパック」サービスに限り、遺骨を郵送できるんです!
遺骨という特殊な荷物であっても、特別料金などはなく通常の郵送物と同じ料金で発送できます。郵送料金は、サイズ(縦・横・高さの合計)や重さ、配送距離によって変動します。
参考:佐川急便『佐川急便(飛脚宅配便・飛脚ラージサイズ宅配便)約款』
ペットの遺骨を郵送する際に必要な書類は??
人間の遺骨を郵送する際は、納骨をするために必要な「埋葬許可証」や「改葬許可証」を同封することがございます。
ペットの遺骨の場合は、特に必要な書類などはございません。
ペットの遺骨をゆうパックで郵送する時の梱包方法は??
ペットの遺骨をゆうパックで郵送する場合は、どのように梱包すればよいのでしょうか?大切な我が子の遺骨を破損させないためには、準備が必要です。
ここからは、ペットの遺骨を郵送する際の梱包手順などをご紹介させて頂きます。
遺骨を梱包する流れ
まず、梱包をする前に骨壷の中の状態を確認して湿気がないかを確認してください。結露が溜まっている場合はしっかりと拭き取りましょう。
骨壷の中の状態を確認後、遺骨を納めた骨壷の蓋が開かないようにテープなどでしっかりと固定してください。梱包の手順は以下の通りとなります。
【遺骨の梱包手順】
1. ダンボールの底が抜けないようにテープで補強する
2. 骨壷の蓋をテープで固定する
3. 骨壷を箱に収納して箱の蓋が開かないようにテープで固定する
4. 破損を避けるためにダンボールの下にクッションになるものを敷く
5. クッションになるモノを敷いたダンボールに骨壷を置いて隙間を緩衝材(新聞紙など)で埋める
6. 蓋を閉める
品名は「遺骨」と書く事。
ゆうパックの送り状の品名欄には「遺骨」と記入します。遺骨や骨壷は振動に弱く割れやすいため、品名の下の「こわれもの」「逆さま厳禁」「下積み厳禁」に丸をつけて、ダンボールには「ワレモノ注意」「この面を上に(天地無用)」のシールを貼ることを忘れないようにしましょう。
郵送準備が整ったら、集荷依頼をするか最寄りの郵便局にダンボールを持参して郵送手続きをしてください。
まとめ
遺骨を配送することは法律違反ではありませんが、ヤマト運輸の宅急便をはじめ、民間の宅配業者では遺骨の配送は行っていません。遺骨を発送したい場合は、日本郵便の「ゆうパック」を利用して配送を依頼しましょう。
ゆうパックで遺骨を配送する場合は、遺骨や骨壷の中の状態を確認して割れないように丁寧に梱包をすることが大切です。
粉骨サービスには、専用の桐箱・箱がセットで付いてきます。
粉骨サービスについて
ペット火葬訪問時に粉骨をご希望の場合
・ペット葬儀のご依頼時に粉骨希望である事を事前に申し上げて頂ければ火葬終了時にその場でご粉骨をさせて頂きます。
粉骨料金:5,500円(税込み)
火葬済みのお骨をお持ちで粉骨希望の場合
・既に火葬済みのお骨をお持ちで粉骨希望の場合にも郵送して頂ければ粉骨後に返送させて頂きます。
粉骨料金:9,800円(返送料金込み)(税込み)
※離島の場合は別途配送料金がかかります。
お支払い方法:銀行振り込み(※)
※振込手数料はご依頼者様負担となります。
既に火葬済みのお骨をお持ちの場合
◆出張粉骨サービス◆も行っております。
※ご自宅までご粉骨に訪問させて頂いております。
粉骨料金:7,700円
弊社から片道40km圏内 出張料金別途:5,500円
以降片道10km毎に出張料金:2,100円追加
※粉骨料金は出張時に現金・クレジットカードでのお支払いとなります。